2020年12月23日より
各音楽配信サイトにて配信開始!
——中学3年生の3学期という限られた時間の中で生まれた恋。
中学最後の冬休みが終わりを告げる…
いつもの通学路の視線の先に、少し大人びた幼なじみがいた。
高校入学を目前にして、なぜか綺麗になった君…
僕は恥ずかしくも異性として意識してしまう。
「出会い」と「別れ」の季節の中で、大人と子供の間で揺れ動く『恋心…』
”子供以上大人未満”の少年と少女たち。
初々しくも、切ない恋物語…
「君といつまでも…」この思いを君に———
あのご時世で中学生をメインに唐突にゲームを作りたくなったのは、今でも覚えています。
何故、中学生かって? 私の中学時代がとても甘酸っぱい思い出が多かったからに他なりません。
それと、現実を俯瞰で見てみた時に、当時の高校生はもうだいぶ大人びてて、中学生くらいの方が純粋な恋愛をしているように見えたのです。
そうなったら、あとは瞳で語れる黒目勝ちな女の子のビジュアルが欲しくなり、篤見唯子先生にイラストをご依頼することになりました。
と、前振りが長くなりましたが、一番記憶にあるのは「む~ちゃん」ですね。
まさかの特典になると思ってなく、発売後、限定版あるあるの流通の都合で一部在庫が社内に溢れていたのが、悲しい思い出でした。
サウンド側の世界観を作る為に、使用していく音色を一番始めに考慮するのですが、本作では中学生の純粋な心という意味で、透明感あるクリアな音色制作を行い、その音色を作ってから楽曲制作となりました。音色をサンプリングして実機向けに最適化し、試行錯誤を重ねて1つの音色を作り上げる事を延々と繰り返します。
最初のテーマで方向性が決まった事もあり、各楽曲もイメージ通りに作る事が出来ました。
過去にサントラは発売されていたのですが、半分ほどの曲数だったので今回が完全版となります。
懐かしき中学時代、受験勉強や過ぎ行く時間の雰囲気、訪れる卒業式。そういった心境をテーマに作曲しています。
ヒロイン2人をモチーフにしたキャラクターテーマ曲です。
不思議な雰囲気を持つキャラクターテーマです。音が次第に深くなっていく構成にしています。
何気ない日常の音楽は、その作品で多く流れ、そして印象にも直結するので大事な曲でもあります。
過去のサントラに入っていないエンディング曲で、とても気に入っている曲の1つです。
優しさと切なさ、そして懐かしさを曲からも感じ取って頂けるよう作りました。