2020年12月23日より
各音楽配信サイトにて配信開始!
冬に舞う、可憐な恋の花 あなたのもとにも届くはず——
10月31日ハロウィンで賑わう街。
主人公、晶(あきら)の元にやってきた二人の少女。
とっても元気な女の子は顔もそっくりの双子。
しかし晶は双子の背中に本来無いもの……
「羽」を見つけてしまう。
双子の女の子はなんと「見習いの天使!」
紅絹(もみ)加絵(かえ)と名乗る双子は、晶を選ばれた者として幸せにしてやるという。
晶は幸せになれるのか? 紅絹と加絵は……?
諸事情が色々あって急ごしらえしたタイトルでしたね。翌年度の半年後にはMonochrome発売してたので同時制作していました。
てんたま2winsにはあと2キャラクター登場させて本当はフルボリュームにしたかったのですが、予算のスケジュールの都合で登場させることができなかったのが悲しい思い出です。
予算がないのに売りが欲しいとも言われたので、限られた範囲で手遊びを加えればいいと、攻略キャラクターが少ないことをいいことにシミュレーション要素を入れたり、効果音を擬音で喋ってもらったりしましたね。
KIDは比較的真面目な物語や重めのテーマが多かったですが、てんたまシリーズは、それらとは近しいけど若干異なるお客様を獲得しようとチャレンジしたタイトルでしたね。
あと、1stの渡瀬双葉を栞里としてビジュアル転生させたんだけど、気付いた人いたかな?
全体的にライト&ポップな具合で、深く濃くならないような音色作り・曲作りを心がけています。
2003年の制作時から17年後の今、当時のテキストメモなどを見ていたりしますが、すっかり忘れている要素などもあって新鮮です。
例えば、AN ENDというバッドエンディングの曲名はUN ENDという意味を込めていたり、候補の曲名がずらっと並んでいたりなど。
てんたま2winsのサントラCDはKID BGM COLLECTION Vol.1として通販限定販売でした。
前作「てんたま」からのナンバーを2winsスタイルにアレンジさせて頂きました。
曲を作りつつ音色も作っていたような、音色的に試行錯誤しつつ出来た曲だったと思います。
不確定な未来、というテーマで抽象的に作った楽曲です。
この曲も内蔵音源の音色を構築しつつ作った曲です。フィルターの無い内蔵音源に逆再生など色々詰め込んでいます。
エンディング曲がテーマ曲というゲームも多いかと思いますが、そんなイメージをしながら作った曲です。
テーマはタイトル曲「てんたまっくす」からアレンジ引用しつつ、サウンドプログラム的に色々試しつつ、フレーズサンプリングを細かく分けてつなぎ合わせたりと楽しんで作ってみました。