2020.10.28 Release

My Merry Maybe

30 Tracks

2020年10月28日より
各音楽配信サイトにて配信開始!

ダウンロード

サブスクリプション・ストリーミング

Original Game

My Merry Maybe

Since: 2003
Platform: PlayStation®2, Dreamcast

作品イントロムービー

だれかを好きになるって……いいんだよね、おにいちゃん?

——とある過疎が進んでいる小さな町「清天町」。
漁業と農業で成り立っている穏やかな街。
見知らぬこの街に教育実習生としてやってきた主人公。
そこで、身元不明の美少女の事故現場に出くわしてしまう。
なぜかその女の子の面倒を見ることになるが…

実は女の子は持ち主不在の「レプリス」だったのだ!
こうして主人公は「レプリス」との生活を始める事になる。
女の子の名前は「レゥ」

彼女との生活の中で次第に心を通わす主人公。
彼女への想いが真実だと確信したとき、二人の生活は終わりを告げる……

Wallpaper Download

Creators Comment

ディレクター しまぞう

My Merry Maybeで敢えて一番に挙げる思い出は、発売前情報でのネタバレですね。
もちろん情報は伏せていたのですが、発売前に前作から43年後の世界という物語後半に出てくる情報を防ぐことができず、情報を得た勘のいい方は本作の設計上、どういった物語になるか察してしまった方が少なからず出てしまいました。
とはいえ、43年後というのは物語を構成する一要素にすぎないので、それを補う魅力溢れんばかりの輿水さんのキャラクターたちと、Q'tronさんのシナリオやARCHIBOLDさんの新曲もあり、当時は今に比べてSNSも普及してなかったお陰で事なきを得ることができましたね。一番好きなのは草津かつき爺さん。
わんつーどーんの面白さは想定内だから一番じゃないぞ!

コンポーザー 阿保剛

2002年末頃にサウンド開発を開始したようです。
続編という事もあり、世界観の把握もバッチリ。
物語もとても深く、完成を待ちわびつつ開発していた事を思い出します。
本作開発の少し前辺りから、開発で使うシンセサイザーをKORG 01/Wから同社のTRINITYへ変更し、それに伴って音色も大量にサンプリング&内蔵音源シンセ化を行ってます。
同時に趣味で使っていたソフトシンセのREASONも活用し始めました。
音色から受けるイメージや、物語に合わせた音の響きなども意識しつつ、DreamCastやPlayStation2の内蔵音源の扱いも慣れてきたので、楽しみながら作曲してました。

My Merry Maybe -Spring colors-(M-1)

またしてもアレンジする事になったのですが、本作では苦労というよりワクワク感が強く、早く色々なBGMを作りたいという創作欲がとても高かった記憶です。

SEITEN Junior High School(M-3)

音色や音符周りに細かな調整をしていた気がします。TRINITYのMOSS音源を使ったベースをサンプリングして使いました。

KYO(M-8)

MMMbeはお気に入り曲が多いので選曲に迷います。本作のサウンドテーマはベースなので、そちらを聴いて頂けると嬉しいです。

MINORI(M-10)

跳ねるような勢いのあるキャラなので、楽曲もそれを意識しました。製品版を初プレイした時のエンディングがみのりでした。

KYOUHEI(M-11)

恭平のクールなキャラ性を意識しながら作ったお気に入り曲です。構成も長めにしてみました。
内蔵音源演奏は、長時間のBGMになってもメモリ消費はそれほど無い点が良いですね。

阿保剛KID作品集シリーズ