2020年10月28日より
各音楽配信サイトにて配信開始!
かみさま、魂のない私が……
あの人をすきになるのは……罪でしょうか?
全寮制の高校に通う主人公・渡良瀬恭介は、毎日毎日何も変わらない日々を過ごしていた。
ある日突然海外に在住する家族から、人の形をした生命体入った装置が送られてきた。
恭介は理想の女の子を創り出そうとその装置を起動させる。
しかし、生まれたのは意のままにならない赤子同然の女の子。
見た目は同年代の美少女なのに、幼児のような言動で恭介を振り回す。
人口生命体(レプリス)・レゥとの奇妙な共同生活はこれからどうなってしまうのか?
皆様、ご無沙汰しております。無駄に元気なしまぞうです。
この度、こちらのサントラへの寄稿をMAGES.さんから頼まれての限定復刻です。
そんなわけでMy Merry Mayの一番の思い出は、企画立案時になりますかね。
某社の元営業マンだったQ'tronの長井さんを紹介されての打ち合わせで話が盛り上がり、試しに一本やってみようか!となって、輿水さんを初キャラクターデザイン兼原画でアサインして、長井さんの紹介でARCHIBOLDさんと酒を酌み交わし主題歌をオファーしたが男性だからと難色を示されたため女性ボーカルに変更で押し通し、タイトルやらなんやら企画を一気に詰めて低予算で企画を通したのが懐かしい思い出です。
企画の延長線で、ストーリー性を一定度重視したため萌え要素は他作品と比べて薄く、同世代のキャラクターが少ない代わりにストーリーを回すサブキャラクターが多くなっていますが、存分、狙い通りでした。
当時の初期プロジェクト名は「ホムンクルス」。
開発ファイルのタイムスタンプが一番古い物で2001年12月となっています。
この頃は既に複数ラインナップを同時に開発していたので、きっちりと自分のスケジュールを作り、それに合わせた開発スピードを維持する事を前提にしていました。
その中でも作品の色を出す為に、楽曲を作りながら色々試行錯誤もしてみました。
本作はメインターゲットマシンがDreamCastだった事、そしてサウンド開発環境が私好みだった事も記憶に新しい気がします。
メインテーマとして制作し、これをモチーフに8つのBGMに枝分かれしたと当時のメモに書いてありました。
苦労点は主にスケジュール調整だった記憶があります。
メインテーマから枝分かれした曲の1つで、DreamCast内蔵音源の特徴的な音色チューニングをしています。
コードの流れを楽譜に書いてから作った記憶があります。以前は譜面を使わなかったのですが、この頃から使うようになった気がします。
神秘的な曲作りは大好きなので、この曲もその雰囲気を出せるよう音色作りから楽しみました。
バッドエンドも作りがいがある曲です。ダークな余韻を乱さないよう1つ1つの音を意識して作ります。